施術歴は16年でのべ4,000人、50,000以上の症例を見させていただきました。
その経験から得たものは、「腰痛には決まった施術パターンはなく、お話をしっかりと聞いてお身体を検査しなければ最善のアプローチはわからない」ということです。
例えば、歪みが原因であったり、お仕事のストレスが内臓の疲労を引き起こして慢性的な症状を引き起こしているパターンもあります。
さらに、私たちの身体の状況は毎日少しずつ変化しています。
そのため「電気を当てる」「マッサージをする」「シップや薬、注射」といったその場しのぎの施術ではなく、その日その日のお体の状況に合わせて、最適な施術をする必要があります。
また、1日でも早くその痛みをなくすため、当院での施術の他にも日常生活での注意点や体操をお願いすることがあります。
私たち施術家と改善を望まれる利用者様がお互い協力することで、大切なお身体をいつまでも良い状態でキープしていくことにつながります。
ご利用いただいた方に「今までできなかったことができるようになった!」「先生と出会えて本当に良かった!」と言っていただけることが最大の喜びです。
代表 三戸 佑介
私は幼い頃から、慢性肩凝りに悩む母を見て、疑問に思っていました。
「どうして治らないんだろう?」肩たたきをしてあげても、マッサージに行っても、一向に治ることはありません。
「これが治せたら喜んでくれる人は多いんじゃないか?」いつしか私はそう思うようになり、痛みを治せる「治療家」の道を志しました。
今であれば、肩こりは腰から下を調整すれば肩に触らなくても改善することはわかっています。
治せる治療家を目指して夜間の専門学校に通いながら、昼間は接骨院で働く日々。
しかし当時、提供している施術は、マッサージと電気だけ。その場しのぎの対処療法は、一時的に痛みが緩和されることはあっても、根本的に解決できるものではありませんでした。
本格的に就職活動を始めたときに一番重視したこと。それは、「本当に“治せる”ところで働きたい」ということでした。
治せる技術を身に付けたい。治療家として、スキルアップしたい。
電気やマッサージや注射ではなく、施術ができる整体院を探し、懸命に向き合ってきました。
一人一人と向き合い、身に付けてきた技術で施術をする中で、ご利用いただいた方からよく聞かれる質問がありました。
「これって原因は何なんですか?」「なんで治らないんですか?」本当によく聞かれました。
しかし、その質問に確信を持って答えられない自分がいました。
もちろん表面的な原因はわかるので、お答えしてご満足はいただけましたが、自分の中で納得のいく答えではなかったのです。
次第に「プロとして心から納得した施術を提供したい!」という思いが強くなっていきました。
私は痛みの根本的な原因を追究すべく、さらに研究を進めました。
これまでに学んできた生理学、解剖学や運動学に加え、身体を支えている力学やその理論など
これまでの経験値などから多角的に原因を探り、仮説検証を繰り返しながら施術をするように努めました。
その甲斐あってご利用いただく方にとても喜んでいただけました。
次第に勤め先の方針や施術方法とはズレが生じてきたため、もっとこの道を突き詰めるために独立を決意しました。
やわら整体院について