修業時代

 

柔道整復師の専門学校を卒業し、最初に就職した接骨院では、腰痛、肩こりの方もたくさん来られていましたが、手や足の捻挫や骨折、スポーツでのケガで来られる患者さんも多くこられる接骨院でした。

共に働くスタッフ達と共に、技術はもちろん、自分の考えを押し付けるのではなく、患者さんの状況や立場にたって施術をすることを学びました。

当時は、ケガをしてこられる患者様は固定をしてリハビリをするうちにみるみるケガは改善していくのに、昔からある腰痛や肩こり、シビレなどはなかなか患者さんを改善させきれずに悩んでいる時期がありました。

 

「自分は慢性症状のある患者さんを改善させることができるのか?」    

と不安に思うようになりました。

 

そんなある日、趣味の筋トレをしている最中に腰に鈍い痛みが走りました。

「ほおっておいたら治るだろ」と思って同僚にも言わずに放置しました。

数か月たっても腰が崩れるような痛みが走ることに、「ヘルニアとかじゃないよな、このまま仕事を続けられるだろうか」と日に日に不安が募り、先輩に事情を話し体を調整してもらいました。

 

その後、腰に痛みが出ることはなくなりました。

恥ずかしながら体を見ることを仕事としてきた自分でも自分の体どうなっているのか、わからなかったのです。

この時に、腰痛や肩こりで長年苦しんでいる方の気持ちがわかり、「なぜ、こんなにも治りにくいのか」を突き止めたいと思い、勉強を始めました。    

 

そのころよくお体を見させていただいていた方がいました。

その方は施術を受けていただいた後「先生いつもありがとうございます、軽くなりました。」と笑顔で帰られるのですが、症状はその場限りで改善しない月日が流れていきました。

僕はあるときこんなことを思いました。

 

「なんで改善しない?何か間違っていないか?」

この疑問は日に日に大きくなり、悶々とした日々を過ごすようになりました。

 

そんなある日、ある先生にこんな質問をされました。

「君は施術を一生懸命やっているのはわかるが、施術を受けた結果、患者さんの体はどうなったか自分で検査して確かめたことがありますか?」と、

 

ドキッとしました。

 

よいと思ってやっていたことが、実は間違ってるかもしれないことに気づきました。

それから、独学だけではなく外部の勉強会にも参加するようになり、多くの先生方と交流するようになりました。

新しい施術法、考え方、熱意を共有することでより理想に近い施術法が見えてきました。

 

出会い

 

Hくんは高校3年生で、中学生の時から頭痛がひどく学校も不登校になっているという患者さんでした。

これから先の人生が不安で何とか治したいとのことでした。

施術を進めていくにつれて少しづつですが、改善していきました。

 

ある時、Hくんに「頭痛がよくなってきたし、この先の進路は考えてる?」と聞くことがありました。

Hくんは「作業療法士なりたいです」と答えてくれました。

なぜなりたいのか聞くと「自分は頭痛を治してもらったので、自分も人を治す仕事がしたい」と、

自分の仕事が、人の人生の役に立っていることを実感した日でした。

 

この経験を機に、施術で患者さんの人生を変えるような整体師を目指そうと思うようになりました。

 

院長の起業ストーリー

 

幼い頃からの疑問。
肩凝りはどうして治らない?

 

私は幼い頃から、慢性肩凝りに悩む母を見て、疑問に思っていました。

「どうして治らないんだろう?」肩たたきをしてあげても、マッサージに行っても、一向に治ることはありません。

「これが治せたら喜んでくれる人は多いんじゃないか?」いつしか私はそう思うようになり、痛みを治せる「治療家」の道を志しました。

今であれば、肩こりは腰から下を調整すれば肩に触らなくても治ることはわかっています。

夜間の専門学校に通いながら、昼間は接骨院で働く日々。

提供している施術は、マッサージと電気だけ。その場しのぎの対処療法は、一時的に痛みが緩和されることはあっても、根本的に解決できるものではありませんでした。

 

本当に“治せる”治療家に
なりたい!

 

本格的に就職活動を始めたときに一番重視したこと。それは、「本当に“治せる”ところで働きたい」ということでした。

治せる技術を身に付けたい。治療家として、スキルアップしたい。

電気やマッサージや注射ではなく、治療ができる整体院を探し、懸命に患者様と向き合ってきました。

 

本当の原因は何?

 

一人一人と向き合い、身に付けてきた技術で治療をする中で、患者様からよく聞かれる質問がありました。

「これって原因は何なんですか?」「なんで治らないんですか?」本当によく聞かれました。

しかし、その質問に確信を持って答えられない自分がいました。

もちろん表面的な原因はわかるので、お答えしてご満足はいただけましたが、自分の中で納得のいく答えではなかったのです。

次第に「プロとして心から納得した治療を提供したい!」という思いが強くなっていきました。

 

私は痛みの根本的な原因を追究すべく、さらに勉強を始めました。

これまでに学んできた生理学、解剖学や運動学に加え、

これまでの経験値などから多角的に原因を探り、仮説検証を繰り返しながら治療をするように努めました。

 

その甲斐あって患者様にはとても喜んでいただけました。

次第に勤め先の方針や施術方法とはズレが生じてきたので、もっとこの道を突き詰めるために独立を決意しました。

 

施術方針

 

施術歴は11年でのべ2,500人、35000以上の症例を見させていただきました。

その経験から得たものは、「腰痛には決まった施術パターンはなく、お話をしっかりと聞いてお身体を検査しなければ最善のアプローチはわからない」ということです。

 

例えば、歪みが原因であったり、お仕事のストレスが内臓の疲労を引き起こして慢性的な症状を引き起こしているパターンもあります。

 

さらに、私たちの身体の状況は毎日少しずつ変化しています。
そのため「電気を当てる」「マッサージをする」「シップや薬、注射」といったその場しのぎの施術ではなく、その日その日のお体の状況に合わせて、最適な施術をする必要があります。

やわら整体院では一日でも早く体を良くし、痛みを気にしない生活を全力でサポートするという事をお約束しています。

 

もし、あなたが痛みやお体の不調でやりたいことがあるのにできないことがあれば、ぜひ一度、やわら整体院にご相談ください。

院長 三戸 佑介

経歴

愛知県犬山市出身
2011年4月 中和医療専門学校 卒業
国家資格 柔道整復師 取得
2011年4月 あおい接骨院 勤務
2014年10月 そら整体院 勤務
2018年10月 やわら整体院 開院
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